お弁当に温かいスープや味噌汁があると、満足度がめちゃくちゃ上がります。
そんな時に活躍するのがスープジャー。
さらに、保温して放置する「保温調理」も、うまくやれば手間を減らして、おいしい料理を楽しめます。
今回は「美味しい料理」とまではいかない、ただのズボラ?かもしれませんが、スープジャーで放置ゆでたまご作りをしたいと思います。
サーモスのスープジャーでラクラク放置ゆでたまご作り
使うスープジャーはこちら
サーモス 真空断熱スープジャー JBQ-300 AQ アクア (もう廃盤かもです)
スープジャーの中では最小クラス。一人分のお弁当の味噌汁とかにちょうどいいサイズ感です。
小さい分、保温性能が低くなります。(熱いお湯がたっぷりのほうが当然、冷めにくいですよね。)お茶の湯のみをフーフーしたらすぐ飲めるようになりますが、熱湯風呂をフーフーしてもすぐに入れませんよね。
そんなわけで、ゆで玉子を作るには少々スペック不足という不安がありますが、挑戦してみます。というかこれしか持ってないので。
卵は冷蔵庫から出したばかりの冷たいままの卵を使います。本当はしばらく放置して常温に戻すとかすれば良いのでしょうが、普段の生活では、そういうことはあまりしないとおもいますので、冷蔵庫から出してすぐの卵で検証します。
300mlのスープジャーですので、玉子は1つしか入りません。今回の実験は「おひとりさま」向けのコンテンツとなります。私は家庭持ちですが、今回は家族みんなのための行動ではないですね。
通常の茹で玉子はどう作りますか?
取り敢えず沸騰してから12〜15分程度、沸騰状態をキープする感じだと思います。
ですので、沸騰したお湯に玉子を入れて、15分放置してみることにしました。
当然、ちゃんとゆで玉子にはなっていないと思うのですが、どの程度固まるかを確認してみましょう。
15分放置の結果
結果はこんな感じです。
殻に固まった白身がこびりついていますが、その中はいわゆる「温泉卵」状態です。
黄身はトロトロ。
最初のお湯の温度が高い間に殻の直下が固まるも、お湯の温度が下がり、黄身だけが固まる温度になってしまう。という状況と思われます。
次は、30分放置してみました。
30分放置の結果
当然、先程の状態の延長線上ですから、黄身だけがよりしっかり固まる結果となります。
見事な黄身のみが固まった状態。ここまでいくと、黄身だけがまんまるな状態で現れます。
黄身よりも白身のほうが固まる温度が高いため、白身が固まる前に温度が下がってしまうと、いくら長時間待っても白身が固まることはありません。
白身の固まり具合は15分放置の時とほとんど変わりませんでした。
まんまるの黄身を作りたければ、この方法もアリですね。
次は本気でゆで卵を作ります!
15分放置後、お湯を入れ替えます。
そしてあと15分放置します。
それがこちらの卵となります。
15分放置×2回の結果
お、
白身も固まっています。
黄身はどんな感じでしょうか?
固ゆで卵になっています。
黄身のやわらかい半熟卵を作ることは不可能ということになります。
完全放置では茹で卵は作れませんでした。
1回お湯を交換する必要があります。
もう少し大容量のスープジャーであればできるかもしれません。
スープジャー放置なら温泉たまごが最適! 15分放置でOK.
スープジャーを使うなら、ゆで玉子ではなく、温泉玉子を作るのに活用するのが適していると思います。
めんつゆをサッとかければ、あっという間においしい温泉たまごの完成です!
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